後期にやったこと
4年 菊地史子
私は、後期に入ってから、テーマを変え、途中まで論文の書き方すら分からず、大変でした。
テーマ 宇都宮のこれからの姿
〜中心市街地の衰退と活性化の現状から見る宇都宮市民が持つべき未来の都市像〜
一番最初にやったほうがいいことは、当たり前のことなのだが、論文の構成を考えることである。
それをやってからは、自分のやることが見え、どんどん行動できた。
インタビューに行ったことがかなり、役に立った。現場の声を聞くことは刺激にもなるし、論文にもずいぶん生かせたと思う。
前期の(4)に卒論の流れ、(5)に聞き取り調査第一回、(6)に第二回を載せてあるので、興味のある方はどうぞ見てください。
聞き取り調査の内容は次に挙げるような事項になった。
1)創業して何年ですか。何代目ですか。
2)店を継ぐ後継者はいますか。
3)自分の店と商店街の関係はどのようなものがありますか。
組合に参加しているか(総会、理事会)、イベントなどの時の協力・参加はあるか、半官半民の団体(宇都宮商店街連盟や宇都宮まちづくり推進機構)の行う講習会や勉強会に参加するか、など
4)まちづくりには興味はありますか。
5)何らかのまちづくりに関する集まり、団体に参加していますか。それはどのような団体ですか。
6)参加している人は、今までに関わったり、協力したりしたことについてお聞かせください。
7)参加していない人は、今後、そのような集まりや団体に参加したいと思いますか。参加するならば、どの程度自分の時間を割けると思いますか。
8)まちづくりと商店街活性化にはどのような関係があると思いますか。
道路・駐車場の整備など周辺環境の面、商店街の将来について人々の意識の面、
9)今、中心市街地は空洞化しているといわれていますが、実際にはどう思われますか。
10)
空洞化しているとするならば、何が原因と思いますか。
11)
大形店の進退によって商店街全体の雰囲気や賑わいが変化していると思いますか。
12)
商店街の雰囲気は昔と変わりましたか。どのように変わりましたか。
13)
今後、もとの賑わいを取り戻したいと思いますか。
14)
取り戻すためには何が必要と思いますか。
15)
最近、商店街がもとの賑わいを取り戻したという他の地域の代表的な例は知っていますか。
16)
そういったことを話し合う相手はいますか。
17)
宇都宮の商店街には何が必要で何が足りないと思いますか。
文献レビューもかなり重要なものを占めると思われる。文献を読み込んでなければ、自分独自の意見や結論なんていうものを論文に書くことなどできない。文献レビューは前期中にやっておくべきことだったが、後期に必死に読み込んだ中でも、かなり収穫はあったように思う。
そこから導き出した、自分なりの結論というものをまとめ、12月20日になんとか論文の形式をとって、提出できた。
まとめる作業は本当に孤独なものなので方向が偏りがちになってしまうので、時々人に会って、自分の言いたいことなどを話したりすると、意見や結論をまとめるのみとても役に立つと思う。